豪州では来週の5月8日金曜日に制限を緩和するための全国閣僚会議を行い、金曜日にこの規制の解除もしくは段階的解除に関して、何かしらのアナウンスがされるとスコモ首相がアナウンスしています。
この解除の検討材料としてAustralian Health Protection Principal Committee(オーストラリア健康保護主任委員会)が医療分野に関して15の指針を示しており、その15項目中11項目はクリアしているとの評価になっています。
その15項目の詳細まで全部書き出すと長くなるし、言葉も難しく、僕も理解できない部分もあるのですが、大雑把に書き出すと下記のような感じになります。(医療用語など不明な部分もあるので、文章見ながらこんな感じかなと日本にしていますので、正確では無いです)
病気の発生と拡大に関する高度な監視/血清監視(未達成)
国民の公衆衛生の遵守
COVID19の監視計画の資金およびリソース(未達成)
ウイルス感染の理解を含む、モデリング機能の十分に発達した理解
検査対象および検査数の拡大
強力な公衆衛生労働力
濃厚接触者の追跡
収集されたデータの分析や解析に必要なテクノロジー開発(未達成)
現在の需要に対応できる医療システム
医療システムの手術受入容量
十分な病床数と人工呼吸器の確保
個人用防護具 マスクの十分な在庫
個人用防護具 防護服、手袋の十分な在庫(未達成)
ヘルスケア消耗品の確保と在庫
継続的な労働力トレーニング
さらに、解除へのもう一つの指針とされているのは
患者1人あたりから何人に感染するかを示す数値(感染率? 基本再生産数?)
これが1.0以下である事
これに関しては現在、全ての州で達成されているとの事。
上記の様な医療に関する部分やウイルスの研究や追跡、そしてワクチンなどに関する事が現状の規制緩和への大きな検討材料になるのかもしれません。
そして医療的側面だけでなく、経済的な側面でも当然ながら検討材料になると思われます。
現在のオーストラリアのCOVID-19感染状況
感染者総数 6,766人
回復者 5.739人
検査総総数 581,941人
過去10日間の陰性反応者数平均 1日平均15人
4月30日の陰性反応者数 11人
さて、1週間後にどんな発表が出るのだろうか?