すでにご存知の方も多いと思いますが、COLESにて「刺身グレードのマグロ」が本日より販売されています。
輸出用だったマグロが輸出量減少のために、国内市場への出荷となったようですが、いくつか気をつけたい事もあります。
Sashimi-grade
このSashimi-gradeという言葉には何の定義も規格もありません。
あくまでも、商売上の名称です。
さて、魚介類など鮮魚を扱っている関係者に聞くと
Sashimi-gradeとは、捕獲から流通までしっかり管理されていて、初めて成立するもの
要するにそれは専門業者さんの知識と経験による管理があってこそのSashimi-gradeという事になります。
加工、輸送、店舗での温度管理、漁獲後の経過時間が非常に重要になります。
管理が悪いと何が起きる?
ヒスタミン中毒が起きる可能性があります。
アニサキスがいる可能性もあります。
ヒスタミンは加熱調理しても分解しないため、一度ヒスタミンができてしまうと、煮ても焼いても減ることはありません。
ヒスタミン中毒に関しては下記サイトを参照ください
魚を食べたら、じんましんが・・・ ~ヒスタミンによる食中毒~
上記のアドバイスを業者さんよりいただきました。
さて、実はCOLES以外にも輸出できなくなったマグロなどが国内市場に出荷されています。
安全に魚料理を楽しむという意味では、やはり魚が専門業者の扱いが大事になるかと思います。
では、他に刺身グレードのマグロなど、どこで購入できるのか?
サウスメルボルンマーケットのFish Shoppe
Collingwood's Ocean Made Seafood
ベイズウォーターのRed Coral
Oceania Seafoods
(日本人経営で安心です、小売オンラインオーダー、デリバリーあり)
Clamms Seafood
Ocean Made
などでも刺身用の鮮魚の扱いがあります。
COLESで買うのも便利ですけど、どこまで管理されているのか不明な点もありますので
お気をつけください。
もちろんしっかりと管理されていれば問題はないので、その辺りは店舗によっても変わってくると思いますので、最後は自己判断ですね。
ちなみに友人がCOLESでマグロが入荷されたので、その担当者に話をしたら
「刺身グレードだよ。今、Delivery されたから、これからカットしてパッキングするところ。ちなみに刺身グレードと言われてるけど私は火を通して食べる。」
と言われたそうです...
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